『DNSがよくわかる教科書』疑問点まとめ1
DNS を体系的に勉強したことがなかったので, 『DNSがよくわかる教科書』を読みました。
名前にたがわず DNS がよくわかる本で, DNS の勉強をしたい人には本当にお勧めの本です。
まとめは別でやるかもしれませんが, ここではこの本を読んで自分が持った疑問と, 調べた回答をまとめておきます。
Q1. レジストリとレジストラの例は何があるか
ドメイン名の登録・運用・管理には レジストリ (Registry) とレジストラ (Registrar) が重要な存在 1。
名前がややこしいが, レジストリは TLD (Top Level Domain) ごとに存在する2, ドメイン名を管理する機関。
レジストラは, 登録者からのドメイン名登録申請などを仲介してレジストリに取り次ぐ業者。
具体例:
- レジストリ
- レジストラ3 (提供業者とサービス名)
レジストラによって扱っているドメイン名は異なる場合がある。
例えば 2021/1/1 現在, このブログの TLD .work は Google Domains では扱っていないのでそこにはドメイン移管できない。
移管可能な場合, または新たにドメインを登録する場合は, 複数存在するレジストラの中から, より自分に魅力的なサービスを提供しているものを選択できる。
例えば料金やサポート体制, 過去のインシデントやその対応を見て判断などできるので, レジストラ間には競争原理が働いている。
所感
短いですが年初なのでまずはこんなところで。
このブログのドメインを登録するとき, 国内だと「とりあえずお名前.com」という風潮があったと思っており, 私もあまり考えずにお名前.com で契約させてもらいました。
ただ, こうして見るとレジストラもいろいろあるので, 契約更新時にはもう少し調べて, 必要であればドメイン移管などもしてみたいですね。
今のところ個人的にはお名前.com には目立った不満はないです。
(強いて言えば, オプションを促すメールが毎日来ていて, かつそのメール配信停止の手段が面倒だったことと, 2020/6 にセキュリティインシデントが起きた4 のが気にはなるので, 更新タイミングでは移管の検討もすると思います。)
Footnotes
-
レジストリ・レジストラモデルを採用していない TLD もあるらしい ↩
-
必ずしも一対一対応ではなく, 例えば .com と .net はどちらも VeriSign が管理している ↩
-
JPRS が ピックアップして示した一覧 だけでも相当数ある ↩
-
ニュース記事としては https://www.security-next.com/115491 など ↩